編集:PET-Magic|更新日:2026年10月18日|メーカー・専門家の公開資料をもとにしたお手入れガイド
犬を洗っても汚れやべたつきが残るときは、すぐにシャンプーを増やさず、汚れの種類、洗い方、すすぎ、乾燥を順に確認しましょう。洗ってもニオイが続く場合は、被毛の汚れ以外が原因のこともあります。赤みやかゆみ、耳や口からの強いニオイを伴うときは、シャンプーを替える前に動物病院へ相談してください。
まず「どこが、どう気になるか」を確認
散歩の後の泥汚れ、触ると指に油分が付くべたつき、乾いた後にも残るニオイでは、見直す点が異なります。毛を分けて皮膚の様子も見て、気になる場所を記録しましょう。毛の変色をすべて洗い残しと考え、繰り返しこすって落とそうとしないことも大切です。
洗い残しを見直す4つのポイント
- 毛玉や抜け毛が残っていませんか?毛が固まった部分は水やシャンプーが届きにくくなります。洗う前に軽いもつれを取り除き、強い毛玉は無理に引っ張らずトリマーに相談します。
- 被毛の根元まで濡れていますか?毛量の多い犬は、表面だけが濡れていることがあります。皮膚に異常がないか確かめながら、毛を分けて湿り方を確認しましょう。
- その製品の使い方に合っていますか?原液で使うものと希釈するものがあります。別の商品で覚えた倍率や放置時間を当てはめず、商品名・容量・ラベルを見直してください。
- すすぎと乾燥は十分ですか?脇、内股、足先などのすすぎ残しを確認します。洗った後はタオルで吸水し、熱すぎない風で根元まで乾かしましょう。
「泡が少ないから倍量にする」「何度も続けて洗う」と決めつけず、まず製品表示を確認してください。洗浄を強めるだけでは、乾燥や皮膚への負担が増える場合があります。
泥汚れと油汚れでは、商品選びの着眼点も違います
以下は、メーカーが説明する用途をもとにした当店の比較です。皮膚疾患の治療や、すべての犬への適合を示すものではありません。
- 外遊びの泥・付着した汚れ:DAVIS グラビードッグシャンプーは、被毛に付いた泥や油汚れの洗浄用として紹介されています。濃縮タイプのため、使用前に希釈方法を確認してください。
- 被毛の油分・べたつき:DAVIS ディグリースシャンプーは、被毛の油汚れを洗う製品です。メーカーは原液使用可、必要に応じて希釈と案内しています。耳道用のシャンプーとしては使用しないでください。
どちらも「犬種名」だけで選ばず、汚れの状態と製品の用途を照らし合わせます。皮膚が赤い、痛がる、いつもと違う強いべたつきがある場合は、購入前に獣医師へ相談しましょう。
希釈で迷ったときは「製品1:水○」を確認
当店の商品ページでは、比率を「製品1:水」の順で記載しています。たとえば「製品1:水10」は、製品1に対して水10を加える意味です。「全体を10倍にする」とは異なるため、数字だけで判断しないでください。必要な量を使う直前に調製し、容器は使用後に洗って乾かします。希釈用の空ボトルを使う場合も、ボトルではなくシャンプー側の表示を基準にします。
洗ってもニオイが続くとき
ニオイは、皮膚だけでなく耳、口、お尻の周囲などから生じることもあります。香りの強い製品で覆い隠したり、耳の奥を自分で洗ったりせず、どこから臭うか、いつから気になるかを確認してください。強いニオイが続く、かゆがる、赤みや脱毛がある場合は、動物病院で原因を調べてもらいましょう。
相談時には、使った商品の名前、希釈方法、洗った日、洗う前後の変化を伝えると状況を共有しやすくなります。基本の手順は犬種別・自宅での犬の洗い方にもまとめています。
参考資料
一般的なお手入れの情報です。診断や治療の代わりになるものではありません。製品の使用方法は、お手元の表示をご確認ください。